会話のキッカケに

子供が小さい頃はよく会話していたのに、年頃になってから会話が少なくなったという方は多いのではないでしょうか。成長の課程としてそっと見守ることも大切ですが、何か悩みをかかえているのではないかと心配したり、寂しく思ったり、時には子供とゆっくり話したいこともあるでしょう。

そんな時は深刻な表情で無理に聞き出したりせず、普段の楽しい出来事などを話すと良いかもしれません。子供と買い物に行ったついでに、最近流行りのパンケーキのお店に行ってみてはいかがでしょうか。焼きたての甘い香りやフワフワの食感は、食べた人の気持ちを穏やかにしてくれるはずです。パンケーキは、多くの人にとって小さい時に食べた懐かしい味がするスイーツです。思い出の味は気持ちを穏やかにしてくれるうえ、美味しい物を食べて満たされた気持ちになれば話もしやすくなるでしょう。

男の子の場合は、親とスイーツを食べるのは抵抗を感じるかもしれませんが、朝の開店直後や閉店前などの混雑しないような時間を選べば抵抗も少ないでしょう。例えば閉店の1時間前くらいに待ち合わせをして一緒にパンケーキを食べ、お腹が満たされて穏やかな気持ちになれば会話も持ちかけやすくなるはずです。

辛い時や悲しい時でも親子でゆっくり会話が出来る環境を作る努力をしていれば、年頃の子供でも親を信頼しようと思ってくれるでしょう。そんな思い出があれば、将来大人になってから悩み事やストレスに直面しても、パンケーキの味と記憶を思い出し、前に進むキッカケになるのではないでしょうか。親も、後に夫婦でパンケーキを食べた時に、あの時、普段は話してくれなかった話をしてくれた子供の笑顔などを思い出せるはずです。

親子の絆を強くした、幸せな味は一生忘れないものです。もしも子供が何も話してくれない時があっても、少々のことでは揺らがない絆と信頼があれば、黙って見守っているだけでも子供は安心できるものです。美味しいパンケーキはそんな親子の絆を築いてくれる手助けになるでしょう。